スタート
「みなさーん!
ビリビリchの時間でーす!」
派手なBGMと陽気な掛け声
彼女は登録者100人程度の小規模ながら
動画配信をしている配信者だ
主に彼女が簡単なゲームに挑戦
それを見て楽しむと言った趣旨の内容だ
「それでは早速、やっていきます!
カメラマンさーん!」
「今回もよろしくねぇ!」
ゲームと言っても普通のゲームでない
彼女はこれから手錠で拘束される
両手の不自由な状態で色んなゲームに
挑戦するといった内容だ
「ではカメラの前の皆さん
ちょーっと待っててね」
一旦、画面からフェードアウト
自分から手を後ろに回しだした
いつも撮影に使っている
特性の手錠だ
裏に毛皮がついて長時間の
拘束にも対応でき、鍵穴は
手錠の隙間についている
カチャリと鍵をかけた。
「んっ」
そして、再度立ち上がった彼女は
カメラの前に立つと後ろ向きで地
べたに座る
「はーい。
もう完全に縛られちゃいましたぁ」
彼女はジャラジャラと鎖を鳴らしたりして
手ごたえを確かめている
自分で
鍵穴を刺そうとしても自分から
は逃げられない仕組みにな
っている
「へへー。本物の鎖なんで全然
解けません」
今回。視聴者からのリクエストで
よさそうな奴を適当にピックアップ
しておいた
「えー!
どんなのか楽しみ!」